2009年08月05日

葬儀サービストラブルの具体的な事例

独立行政法人 国民生活センターは平成18年6月22日、記者説明会を開き、増加する葬儀サービストラブルの具体的な事例を公表しました。
 不明瞭な料金体系など費用に関すること、突然の出来事に時間的・精神的な余裕がなく慌しく進められ、内容の確認ができなかったなど・・・

 @ 葬儀社のペースで高額に・・・
 突然のお葬式に動揺したまま葬儀社と打ち合わせをし、知らず 知らずのうちに葬儀社のペースに巻き込まれてしまって、こち らの考えとは違う金額になっていたというケースが多発してい ます。

 A 思いとは違ったお葬式に・・・
 慌しく葬儀の準備に追われ、終わって気づいてみるとこちらの 考えていたお葬式とは違うものになっていた・・ということも よくあるようです。

<相談事例 @ 虚偽説明>
 身内に急な不幸があり、病院指定の葬儀業者に遺体の引取りを お願いした。葬儀のことを決めるときに、冠婚葬祭互助会に加 入している旨を伝えたところ、それを利用できるという説明を 受けたので、当該事業者にお願いしようと考えたが、こちらが 調べると利用できないことが判明したので断った。しかし事業 者からは10万円という違約金を請求され不満。クーリングオフ はできないか。(60歳代、男性、給与生活者)

<相談事例 A 無断で葬儀を施行>
 父の葬儀で依頼した覚えのないサービスや商品をつけられ高額 の請求をされた。病院から自宅までの搬送を頼んだのに、勝手 に葬儀の準備に入ってしまった。一番安いランクでよいと伝え たのに次々付属品がついて高額になった。会葬者へのお礼状も 100枚と伝えたが、足りないと失礼になるといわれ300枚も作っ てしまった。斎場職員への心づけを5,000円の3人分と強要され て渡した。(30歳代、男性、給与生活者)

<相談事例 B 高額な請求>
 12月に母が亡くなった。葬儀社に見積もりを頼んだら、150万円 位、葬儀費用はどんなにオーバーしたとしても最高で180万円位 だろうと言われた。180万円は払えないので、ランクを落とした り、あまり必要のないものは削ったりし、最高でも170万円とい われる金額にした。ところが、請求書の金額は218万円だった。 説明を求めたが、内訳は請求書を見るよう言われるだけであっ た。折り合いがつかないので、180万円だけ振り込んだところ、 内容証明で残金の請求があった。
 (50歳代、男性、給与生活者)

<相談事例 C 事前に説明のない追加請求>
 高齢の父が死亡した。病院から紹介された葬儀社と契約、引っ 越して間もないので何も分からず、とにかく質素に行いたい旨 を葬儀社に話し、50万円コースを契約した。何の説明もなっか たが、葬儀の全てが行われると思った。祭壇や遺影の額縁が立 派で驚いていたが、150万円の請求がきた。
 (50歳代、女性、主婦)

<相談事例 D 根拠の不明な請求)
 葬儀時に心付けが事業者の見積もりに含まれていて強制的に支 払わされた。事業者に問い合わせたところ、火葬城の方から請 求されるという。火葬場事業者に聞くと、強制的に請求するこ とはないという。納得できない。
 (60歳代、男子、給与生活者)

<相談事例 E 強引な勧誘>
 1年前主人を亡くした時の葬儀業者の対応が不誠実だった。遺体 が安置されている病院に白衣を着た人が来て遺体を葬儀場に持 って行くのかどうするのかとまくし立てられるように言われ  た。判断できないまま承諾し遺体を持っていかれた。親戚の人 たちにその必要はないと言われ、その後遺体を持って帰った  が、突然の不幸でパニック状態になっており、そこにつけこむ ようなやり方は納得できない。(40歳代、女性、家事従事者)

<相談事例 F 説明不足>
 母の葬式に際し、価格表も見せられず次々に言われるままに契 約となってしまった。葬式の忙しさで動転していたため良く分 からず契約してしまった。棺桶、祭壇その他価格表がなく、た とえば「棺桶はこれをお願いします」と注文するとそこで始め て価格が分かる状態であった。契約書に署名済みだが金額がか なり高額になってしまった。このようなやり方は不当ではない か。(40歳代、男性、給与生活者)

 などなど。
posted by ceremoll at 19:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 葬儀トラブル事例

2009年07月29日

増加する葬儀サービスのトラブル

 ご挨拶の中でも述べていますように、ご葬儀を終えられた方の約8割が葬儀社に不満を持たれています。消費者生活センターに寄せられる相談件数は年々増加し、独立行政法人 国民生活センター及び公正取引委員会は実態調査を行い2005年7月、「葬儀サービスの取引実態に関する調査報告書」において、その内容を明らかにすると共に事業者や消費者に留意点を公表しています。
 しかし、調査報告書が公表されたにも拘らず、行政及び業界団体や事業者の「お客様視点」に立った改善の取り組みは、一向に進捗していないとの指摘を受けています。
 当センターでは公表された具体的なトラブル事例を明示し、問題点とトラブルを避けるためのアドバイスをいたします。
posted by ceremoll at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 葬儀トラブル事例